概要

2007年、ベビーマッサージのレッスンからスタートしたエルパティオ。子育て中のママたちと向き合うなかで共通する課題に気づき、その課題を解決するための事業を展開してきました。女性が「ママを楽しむ」「わたしを楽しむ」「社会とつながる」場所を提供することを目指して、活動の幅を広げるために2011年に法人化し、2017年には「エルパティオ保育園」、が開園。ママたちの「働きたい」という思いを、保育の面からもサポートしています。そして2025年7月からは、ママを中心とした起業塾アカデミーをスタートする予定です。

代表者インタビュー

株式会社エルパティオ
代表取締役

川﨑 暁子Atsuko Kawasaki

「わたしもママも子育ても『諦めない』!挑戦するママ起業家を応援」

Q. エルパティオがママ向け起業塾を始めるきっかけは何ですか?

2018年に開催した「ママの夢サミット in えひめ2018」でたくさんのママたちの夢を聞いたのが一つのきっかけです。その後、コロナ禍を経て、2024年には5年ぶりとなる「ママの夢サミット in えひめ2024」を開催し、約100名の方が参加してくれました。このイベントでは、夢を語る場を作りビジョンボードなどを作成します。また、夢の“定点観測”として、3ヶ月に1度のオフ会も開催しています。2018年に初めて開催した「ママの夢サミット」から、5年の時を経て感じたのは、「起業したい」「会社を設立するほどではないけれど、フリーランスとして働いてみたい」というママたちが増えてきたこと。その声を受け、起業塾の開講を決意しました。

Q. 具体的にはどのような方が支援の対象ですか?

起業にチャレンジしたいママを支援対象としています。例えば、エルパティオでは「自分の得意を活かしたレッスンを開きたい」「教室を運営してみたい」といった際に、レッスンや教室を開くためのスペースの提供や、併設の保育園でご自身のお子様を預けながらチャレンジすることが可能です。そういったママに、「機会」と「場所」の両方を届けることでも支援が可能なのですが、 さらにその一歩先の起業を応援するためのプログラムが、「起業塾アカデミー」です。

Q. 「起業塾アカデミー」について詳しく教えてください。

起業に必要なのは、「仕組み」と「在り方」の両方だと考えています。まずは、自分がなぜその事業をやりたいのか、ビジョンを深掘りするところから始めます。そのうえで、確定申告や事業計画、ECサイト作成、SNSによる集客など、実務的な「仕組み」づくりも学びます。

そしてもう一つ大切なのが「在り方」。人生の哲学やマインドの部分です。エルパティオが大切にしているのは、「なりたいわたしを応援する」という姿勢。それはまさに、起業という選択における“軸”となります。

Q. 「在り方」とは具体的にどのようなことですか?

ビジネスとは「誰かの課題を解決すること」ですが、その前に自分自身を知り、まるごと全部の自分を受け入れることが大切です。自分がどんな価値観をもっているか、何を大切に生きていきたいのか。そもそも、自分自身を大切にできているか。自分を認めているか。エルパティオでは、ウェルネス事業部「マナデルゥ」を通じて、自己理解や自己受容を促す取り組みも行っています。起業とは、自分自身の生き方そのものです。「わたしなんか・・・」のマインドではなく、「わたしだからできる」のマインドへ、在り方そのものを進化させていくことが重要です。

Q. 活動の原動力や思いを教えてください。

これまでの活動で、妊活・出産・産後・保育・就労支援など、お母さんたちのライフステージに寄り添ってきました。最終的には、「ママたちの生き方の夢を叶える」ことが、エルパティオのミッションだと思っています。

「ママがHappyならあかちゃんもHappy」。これは創業時から大切にしている理念です。
お母さんが楽しく笑っていられる姿が、私が一番見たい未来ですね。「わたしもママも子育てもあきらめない」。人生は一度きりだから、あきらめずに、欲張ってもいい!挑戦したいママたちをこれからも応援していきたいです。

Q. 支援を受けたい方は、どのように連絡すればいいですか?

エルパティオのHPにあるお問い合わせフォームからご連絡ください。「ちょっと気になるな」という軽い気持ちでも構いません。お気軽にどうぞ!