概要

昭和26年「今治信用組合」として発足した「愛媛信用金庫」。地域住民が会員となって、お互いに助け合い、発展していくことを共通の理念として運営されている相互扶助型の金融機関です。創業支援においても助け合いの理念のもと、まずは小さな規模から創業したいという方の強い味方です。

 

代表者インタビュー

愛媛信用金庫
地域事業振興

木内 清・竹田 友和・白方 康隆Kiyoshi Kiuchi・Tomokazu Takeda・Yasutaka Shirakata

愛媛信用金庫が行う創業支援について具体的に教えてください

これから創業しようとしている方に向けて、「創業応援パッケージ」をご用意しています。この「創業応援パッケージ」は、「創業セミナー」・「創業個別相談」・「創業融資制度」・「コンサルティング機能の提供」の4つのサービスがセットになっています。「創業セミナー」は、創業に必要な知識の習得を目指します。「創業個別相談」は、創業に関する悩みや課題を個別に支援。そして「創業融資制度」は、原則として保証人なし無担保で、運転資金や設備資金としてご利用いただけます。最後の「コンサルティング機能の提供」は、創業期から成長期まで段階ごとに生じる課題を解決するためのサポートをします。

この4つのサービスの中で特に注目のサービスはなんでしょうか?

どれもご好評いただいていますが、あえて1つ挙げるとすれば「創業セミナー」です。2日間の集中講義となっており、各分野ごとの専門家による講義や先輩創業者の体験談などで構成されています。この2日間で創業に必要な知識を習得することができます。具体的には、税理士による財務の講義、社労士からは人材育成について、我々愛媛信用金庫からは資金調達についてなど、創業についてあらゆる面からお話しさせていただいています。年に2回、定期的に開催していますが、無料で実施させていただいています。

 

「創業応援パッケージ」を利用している方の特徴はありますか?

年齢・業種・性別もバラバラです。年齢でいえば20〜70代と幅広い世代の方にご利用いただいています。また、信用金庫という立場から、「ひとり親方」のような、まずは小規模でスタートさせたいという方が多いのも特徴だと思います。創業後は、その時々に起こる課題を一緒に解決する、ライフステージに沿ったサポート体制も整えています。小さくビジネスを営んでいる方のよき相談相手になれるよう心がけています。創業後は、「経営力向上塾」や「女性経営者塾」といった、経営者としての学びや繋がりを作ることができるコミュニティもあります。

どのような想いで支援をされていますか?

今後、地方の経済規模は、人口減少とともに縮小の傾向をたどっていくと予想されます。そういった流れの中で、県内の企業数も減少しているのも事実です。この流れに少しでも抗うためにも、創業の方に頑張っていただきたいという思いで支援をしています。信用金庫という立場から、あらゆる業種の下支えをしています。ありがたいことに、「親しみやすい」という印象を持っていただいているお客様も多く、「まずは、信用金庫へ相談に行ってみよう」という感じで相談に来ていただいています。気負いすることなく、創業をお考えの方はご相談ください。

コンタクトを取るにはどのようにしたら良いでしょうか?

先述したセミナーにご参加いただくのはもちろん、お電話、HPからご連絡をいただいても構いません。また、お近くの営業店へ直接お問い合わせいただければと思います。お気軽にお問い合わせください。