「楽しい」からやる!学生料理人!

岩川佳廉さん

愛媛大学農学部食料生産”経営学”コースに在籍しながら、えひめ学生起業塾の副代表として活躍する岩川さんは、幼少期から板前の技術に触れ、飲食業界への情熱を育んできました。大学入学時の新入生セミナーで起業塾の存在を知り、「これだ!」という直感で飛び込んだ彼は、現在、地域の魅力を活かした飲食プロジェクトや、学生主体のイベント出店など、数々の実践的な活動に取り組んでいます。
松山市をはじめとした地域の教育からつながる起業支援環境は、金融機関や創業支援機関、地域企業との連携を背景に、若い起業家が自由にチャレンジできる土壌を形成しています。

Q1. 起業への第一歩とは?

「僕はもともと飲食に強い興味があり、将来は自分のお店を持ちたいという夢がありました。しかし、どのように稼ぐか、どうビジネスを回すかについては、全く学ぶ機会がなかったんです。そんな時、新入生セミナーで先輩が起業塾の話をしていて、『ここだ!』と思い、思い切って飛び込みました。実際、起業塾では塾生が受講できる学チャレプログラムを通じて『お城下マルシェ』への出店、塾生のみで企画した、学生祭プロジェクト、地域の会社さんと連携したえひめオープンイノベーションを通じた夜カフェ経営体験などの多彩なプロジェクトが展開されています。」

Q2. 学びと実践の融合について

私はKarenという店舗を持たないお菓子屋さんをプログラム以降継続してお城下マルシェで出店しています。「自分でお菓子を作って販売するときに、『どんな商品が求められているか』や『どんなお客様層に響くか』を学問の中で学んだマーケティングでしっかり考えることができるんです。農家としての経験も、食材や地域資源をどのように活かすかのヒントになっています。」

Q3. チーム作りなどはどのようにされましたか?

チームでプロジェクトに取り組む中で、岩川さんは「チーム作りが一番大変だ」と振り返ります。
「メンバーそれぞれの得意分野や考え方が違う中で、共通の目標や認識をどう持たせるか、モチベーションをどう維持するかは大きなチャレンジでした。しかし、そうした困難もまた大きな学びとなり、チーム全体が一丸となって前に進む原動力となっています。」

Q4.成功体験と学びから得たアドバイス

「外部の方々、特に経験豊富な社会人との出会いは貴重です。学生という肩書きに囚われず、積極的に意見を聞き、失礼のないように心がけながらも、自分の考えをしっかり持つことが大切。若い今だからこそ、柔軟に多くの知見を吸収し、次のステップに繋げていってほしいですね。」

今後のビジョンと目標

活動開始からちょうど1年を迎えた岩川さんのプロジェクト「カレン」では、地域の食材をふんだんに取り入れ、愛媛ならではの魅力を食を通じて発信することを目指しています。
「2月17日からスタートしたカレンは、地域の食材や四国・中国地方の魅力を活かした出店を積極的に行い、商品の質をさらに高め、より多くのお客様に喜んでもらえるような活動を進めていきたいと思います。これからも地域の声を大切にし、チャレンジを続けることで、地域活性化に寄与していきたいです。」

まとめ・今後の展望

今回のインタビューを通じ、岩川さんが語るリアルな挑戦と失敗、成功体験、そして今後のビジョンは、松山市内の起業支援環境の可能性を改めて感じさせるものでした。学生起業家として、また地域に根ざした活動者として、彼の取り組みは、支援制度やイベント、地域企業との連携の重要性を具体的な事例と数字で裏付けています。
「momentum」では、これからも松山市を中心とした地域の起業家支援に関する情報を発信し、前向きな勢いと地域密着の支援の精神をお届けしていきます。起業に挑戦する全ての皆さんへ、未来へのエールを送ります!

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