えひめ学生起業塾
副顧問
石原 裕香Yuka Ishihara
やりたいことが見つかる やりたいことをカタチにする
えひめ学生起業塾の特徴を教えてください。
2020年に誕生したえひめ学生起業塾ですが、コミュニティ化したのは2024年4月。とても新しいコミュニティです。元々は資金調達といったスタートアップ色が強かったのですが、今は地域課題や社会課題を解決したいけどやり方がわからないといった自発的に行動を起こしたい学生が在籍しています。大学での課外活動や部活動とは異なり、ビジネス経験を有した教育スタッフが適時アドバイスを行なってくれます。今年度より体制を新たに、5名の副顧問を迎えました。塾生は、これまで様々なビジネスコンテストなどで優秀な成績を収めており、さらに4名(※)の起業家を輩出しています。
※2024年5月現在
どのような活動を行っていますか?
えひめ学生起業塾からは、起業に向けた様々なプログラムや、ビジネスプランコンテスト、プロジェクトの情報の提案をさせていただきます。入塾を希望する学生には、正課授業、準正課教育プログラム、ビジネスプランコンテストへの参加を促しています。定期的な活動としては、毎週月曜日(18時〜19時)に定例会を開催しています。この定例会は、起業家・アルムナイをお招きし、今後のキャリア形成にむけて役立つ情報の提供といった企画を立てていく予定です。今決まっている企画として、EIBのメンバーもお呼びして講演をしていただくことになっています。経営者のお話が直接聞けるのはもちろん、お招きした講師の方にとっても現役のアクティブな学生に向けて話すことは新鮮だと思うので、お互いにとって刺激的な時間になるといいなと思っています。
どのような塾生で構成されていますか?
現在、約70名の学生が7学部・他大学から入塾しています。愛媛大学の社会共創学部と工学部の塾生が比較的多いのですが、愛媛県内の専門学校生・大学生・大学院生のどなたでも入塾できます。繰り返しになりますが、「何がやりたいかは言語化できていないけど、何か行動したい!」と思っている学生はまずはカフェ生になっていただき、起業塾生の行うプロジェクトに参加してみてください。学生同士がまずは夢を語り合うことで自分の中の「やりたい!」が少しづつ見えてくることもあります。まずは、行動をおこしてみてください。なることも多々あります。
学生の声
朝比奈さん
起業塾ではあるのですが、起業だけに捉われていないところがいい点だと思います。もちろん起業が最終目標の方もいますが、えひめ学生起業塾を通して自分のやりたいことに向かっていく戦略の立て方や、チームで目的を達成するためのチームビルディングなどが学べます。
戸田さん
はじめは、「ビジネス的な起業家精神などを学ぶのかな?」と思っていたのですが、顧問の野村先生が「課題があった時に、問題点を列挙するのではなく、課題解決策が提示できること。その仕組みを考えられること自体が起業家精神なんだ」と聞いた時に、私が大学(社会共創学部)で学んでいることと起業家精神が繋がっていることに気がつきました。
永島さん
今は、起業塾のプロジェクトの1つでもあるラジオのリーダーをさせてもらっています。入塾するまで、リーダー等の立場に立つことがなかったのですが、リーダーという役割が自分にも務まるんだなということが分かり、新しい自分を発見しました。
入塾したい方は、どのようにコンタクトを取れば良いのでしょうか?
アントレカフェに参加して、えひめ学生起業塾の活動の様子をキャッチしてから入塾していただくのがおすすめです。
もちろんすぐに入塾していただいても構いません。